
祖父が遺産として残してくれた土地があり、おじいちゃん子だったおぶちゃんはそこにマイホームを建てるのが昔からの夢だったんだ。
仕事も転勤が少ない仕事だったので夢のマイホームを3年前に建設したんだ。
その経験をもとに、今回お話したいのは、太陽光+蓄電池システムを導入した話だ!
購入を検討している人の参考になるように書くのでぜひ見てくれ
目次
■どういう経緯で選んだ?
家の近くのホームセンターで太陽光発電システムの販促会を実施していた。
太陽光は実家が導入していて、親から悪い話を聞かされたこともなかったので、今の太陽光はどんな状況なのかと興味を持ったのでふらっと立ち寄ってみた。
簡単な質問に答えると実質負担なしで太陽光システムが導入できるという売り文句に誘われ、半信半疑で個別の説明を自宅で受けることになった。
訪問してきた営業担当者はさすがに話が上手く、物凄い額のメリットがあるとか、太陽光+蓄電池システムを入れないことが損だ今すぐ入れたほうがいいとゴリ押し。
とはいえ、流れに流されないようにわからないことはわかるまで質問し続けて理解することができた。

納得するまで絶対に契約したらだめだ
値段についても値下げ交渉に応じてくれたし、事前に調べておいた相場とも大差がなかったので契約させていただいた。

安いだけの悪徳業者もいて施工がいい加減な場合があるので値段だけでなく施工後の写真も確認して選ぶといいぜ
■太陽光+蓄電池システム導入のメリット
1.売電収入
太陽光を検討する方はここをメリットとして考える人が多いと思います。
太陽光により発電した電気を売ることでお金が入ってくるので十分メリットとして考えられます。
ただ気を付けて欲しいのは売電収入は不安定です。
理由は日照時間に左右されるためです。
2020年の実績を例にあげると以下のように差がある。
6月:9,264(売電収入が多かった月)
7月:3,912(売電収入が少なかった月)
理由は7月の日照時間が極端に少なく例年の3割程度だったため。
逆に例年の3割の日照時間だったとしても売電収入はあるとも取れますね。
※曇りでも多少は発電します。

しかも働かなくても収入が入る不労所得だぜ
2.買電量が減少
こちらのほうが売電収入よりも大きいメリットとなります。
太陽光発電と蓄電池をセットにすることで、昼間に太陽光により蓄電池に電力を貯め、夜に貯めた電気を利用するという循環が生まれます。
その結果、昼は発電した電気、夜は昼に充電した電気を使用することで、電気を買う量が少なくなります。
買う量が少なくなるので元々電力会社に支払っていた分のお金が手元に残ることになります。

前提条件
電力会社:東京電力
種別:従量電灯B
契約:40A
割引:なし

286kWhから53kWhに減って、その差は-233kWhだ
電気代に換算すると2019年の支払が7,459円だったのに対して2020年は2,225円
前年と比較して5,234円節約できたということだ
3.非常時の備え
蓄電池システムがあると停電時に電気が使えます。
普段は蓄電池システムは昼にためて夜に使うことで節約することが目的になりますが、停電した時も蓄電池システムがあれば普通に電気を使えてしまうんです。
(ただし、大量消費を避けるため使えるエリアは限定されます。1階だけとか。台所だけとか。)
また昼になれば蓄電池システムに充電が開始されるので太陽光さえあれば電気が確保できるという安心が大きなメリットになります。
■太陽光+蓄電池システム導入のデメリット
1.金額が高い
おぶちゃんの実際にかかった費用は太陽光+蓄電池の本体代金と設置費用で297万、さらにローンを組む際の手数料が48万なので、合計345万になる。
月々の支払いは19180円で15年ローンになる。

そこら辺も考慮して購入してくれよな。
金額はマジだぜ下に見積もり書を貼っておくぜ
■まとめ
デメリットは導入する金額が高いことくらいで他にこれといったデメリットは感じたことがない。
むしろメリットのほうが大きいと思うので太陽光+蓄電池システムに興味があるのであれば購入をおすすめする。

必ず蓄電池システムがセットじゃなければ売電価格が下がった今では経済的なメリットが少ないぜ
※よくわからない人は「2.買電量が減少」をもう一度見て欲しい
1.結局月々いくら払うか
月々のローン支払いについて19180円請求されているが、売電収入と元々購入していた電気を買わないことで手元に残ったお金で相殺すると、結局いくらに払うの?という話。
こちらも6月(売電収入が多かった月)と7月(売電収入が少なかった月)で比較しよう。
2020年6月 | 2020年7月 | |
ローン支払い | 19,180 | 19,180 |
電気代 | 2,119 | 2,225 |
売電収入 | -9,264 | -3,912 |
支払い額 | 12035 | 17493 |
売電収入が少ない月は相殺できずに支払い額が大きくなってしまう。
ちなみに太陽光システムがなかった2019年の電気代は以下。
6月 | 7月 | |
電気代(2019) | 5,984 | 7,459 |
電気代(2020) | 2,119(-3,865) | 2,225(-5,234) |
いずれの月も電気代に関しては半額以下に抑えられていることになるので、蓄電地の恩恵はやはりでかい。
この浮いた分の金額を含めて相殺しなおすと以下。
2020年6月 | 2020年7月 | |
支払い額 | 12,035 | 17,493 |
太陽光システムを導入したことで浮いた額 | -3,865 | -5,234 |
最終的な出費 | 8,170 | 12,257 |

最終的な出費としては月々1万程度なのでそこまで高くはないんじゃないか!?
悩んでいるくらいなら説明を聞いたり、料金シュミレーションしてみてくれ!
2.業者選びがホントに大切
あとは出費を抑えるには安くて質のいい業者を見つけることが重要です。
初期投資が少なければ必然的に月々の支払額は減るわけなので。
工事の質が悪いと付け直しになったり、10年たたずして発電できなくなったり、家にダメージがあったりと損害を被るケースもあるそう。
今は、比較サイトが充実しているのでそちらを利用するのがおすすめ。
仲介手数料が入るため価格が上がることがデメリットと捉える人もいるかもしれない。
ただ、自分が業者を探している時間もたくさんの時間(お金)を消費しているということをわかって欲しい。
あなたの人件費は0じゃないはずです。きっと時給数千とか数万円の仕事ができる人間なはず。
施工業者が比較サイトに登録する際、比較サイト管理者という第三者を通しているので登録されている業者は一定の信頼がある業者だけにふるい落とされます。
比較サイトは信頼が大事なので悪質業者を紹介することは避けたいからです。
何も予備知識がない人が優良な業者を探したり、絞ったりするのは非常に難しいですが、比較サイトを利用すれば専門家がそこを補ってくれ優良企業から比較検討を進められるというのは大きなメリット。

導入したら数十年の付き合いになる設備だからしっかり比較検討して欲しい
今後も実績を公開していくつもりなのでまた見てくれよな