ライフ

【知識が定着しない!】オーディオブックを利用した簡単勉強法

知識の定着は難しいですが、定着させる方法を知っていれば定着させることは難しくありません。

 

本を読んだ後、本の内容が思い出せないことがありませんか?

 

私はそんなに記憶力が良いほうではなく、本を読んだ後にあれなんて書いてあったっけ?
また、部分的には思いだせるけど、思い出せないとこもあるなぁ・・・なんてことが多々あります。

 

しかし、思い出せないということは、読書にかけた時間って無意味だったなぁとかなり悔しい思いをします。

 

特に言語学習本、ビジネス書や、自己啓発本などの今後の生活を改善していくノウハウを紹介しているような本は、実践して初めて成果を得ることができると思います。

 

例えば、英語学習の本を読んで日常会話の英文法を学んだとか、
取引先を怒らせてしまった場合の上手なクレーム対処方法を学んだ後で、
実際の利用シーンが来たときに読書で得た内容を思い出し、実際の行動に結びつけられて初めて知識は定着したと言えるし、読書をしていてよかったと思います。

 

ただ、思い出せなかったら、無駄な時間を過ごしてしまったことになっていると思いませんか?

 

私のように読書(インプット)ができても、思い出せない(アウトプット)が苦手という人はたくさんいると思います。
そんな私が、オーディオブックを使って知識を定着する簡単な勉強法をご紹介いたします。

 

知識が定着しない理由

アウトプットの機会が少ない

日本の学習においてインプットすることに注力した勉強方法を採用しています。
小、中、高まで授業中に発言すること自体稀だったという人がほとんどではないでしょうか?私はそうでした。

大学まで進学すると研究結果、レポートの発表や、ディスカッションが増えてアウトプットする機会もあると思いますが、それまではただ聞くだけの授業が多かったとと思います。

 

聞いていただけの授業と、自信が発言や発表をした時で記憶に残っているのはどちらでしょうか?
私と違いがなければ、発言をしていた時のほうが強く記憶に残っています。

つまり、記憶が定着しない理由はインプットだけの学習方法に問題があるんです。
ただ、何も考えずに情報を与えても脳は記憶にとどめてはくれません。

いかにアウトプットまでを意識して学習するかが重要になります。

 

脳は変化を嫌う。コンフォートゾーンからの脱出。

脳科学の観点からも記憶が定着しない理由というのは存在します。
人間の脳にはコンフォートゾーンというものが存在し、身の安全を守るために過去の記憶から安全な行動、領域というものを作り、安全地帯から抜け出さないように脳が行動を制限しています。

自分の意志とは関係なく、新しいことにチャレンジすることに抵抗があったり、新しい場所に移ることが億劫に感じるのは、人間が有するホメオスタシスという調整機能が働いているからです。

3日坊主という言葉が示す通り、何か新しいことにチャレンジしても継続できないことがあると思います。
これがまさに、新しい行動から慣れ親しんだコンフォートゾーンに引き戻された状態と言えます。

 

つまりこのコンフォートゾーンから脱却することが自分を変化されるのに重要になります。

 

オーディオブックを使った簡単な知識の定着方法

基本的には繰り返し聞くというのが簡単な知識の定着方法にはなりますが、ただ何も考えずに聞いているだけでは、知識は効率よく定着しません。

下記のポイントを意識しながら実践してみてください。
少なくとも覚えることが苦手だった私でも記憶に留めることができるようになっています。

 

時間を作りましょう

何をするにしてもですが、時間だけはどうしても必要になります。

オーディオブックのメリットは何かをしながら知識をインプットできるところです。
このメリットを最大限活かしてあらゆるところで本を聞きましょう。

時間や場所は問いません。

 

ここは何かに置き換えて習慣化してしまうのがおすすめです。

前述しましたが、コンフォートゾーンから脱出するのは慣れない人にとってはとても難しいです。
しかも、今の自分から離れれば離れるほど、引き戻される力というのはとても大きくなります。

 

そのためなるべく今の生活にから乖離しないよう小さな変化で実践してください。

 

例えば、音楽を聞いている時間をオーディオブックを使って読書に置き換えてみましょう。
これくらいの変化であればあまり大きな変化でもないですし、実践するのにハードルは高くないですよね。

また利用シーンとしては、移動中、家事中、寝る前、運動中など何かをしながらできるので、通常の読書よりも時間が取りやすいと思います。

ここがオーディオブックを使って読書をする大きなメリットで、多くの時間が取れればそれだけ早く習得できます。

 

最初はとりあえず聞く

はじめは読みたい本を選んでとりあえず聞いてみてください。

何かをしながらになるのでどうしても聞き取れないところや、理解できないところもあると思います。
しかし、ほとんどの人は一度では記憶に定着させることは難しいと思います。
なので無理に覚えようと思わずに、まずは聞いてみることを優先してください。

注意していただきたいのが聞き流すのはやめましょう。
本の内容に興味や関心を抱きながら聞くことはとても重要です。

内容を聞き、納得したり、疑問を抱きながら聞くことが記憶に留めるのに役立ちます。
自分の経験に当てはめたり、シチュエーションを想像しながら聞くとより記憶に定着しやすくなります。

 

また、聞いていて理解しづらいとか、よくわからないという場合は本のほうがその人に取って合わない可能性があります。

無理に理解しようとする必要はないと思います。
合わないならすぐに本を聞くのをやめてしまいましょう。
そして新しい本を聞くほうが良いです。

時間は限られています。自分と感覚が違う人が書いた本を一生懸命時間をかけて理解するよりも、自分の感覚と合う著者を見つけて理解した方が効率よく知識を身に付けることができます。

 

2回目以降は答え合わせしながら聞く

2回目以降は、答え合わせしながら聞くようにしましょう。

2回目は1回目ほど聞くことに注力する必要はありません。
しかし、アウトプットを実践してみてください。

具体的には、流れてくる本の内容を思い出すということをします。
この場面はこの対処方法がいいと言ってたよな?とまずは自分の頭で思い出してください。

そして実際の回答を聞いて合っているか答え合わせします。
答えが合っていたら知識として自分に定着していることがわかりますし、間違っていても自分の頭の中で知識として定着していなかったことがわかると同時に、その箇所は失敗した記憶として印象に残るため、より知識の定着の助けになるはずです。

実は人間というのは失敗から学ぶことが多いです。
トラウマがなかなか払拭できなくなるのと一緒で、失敗や間違いう行為は記憶に定着させる際にとても有効なのです。

2回目はまだ覚えているところもあるし、覚えていないところもあるというおぼろげな状態だと思います。
おぼろげな状態を明確にしていくことで記憶の定着をはかりましょう。

 

この工程は本だと難しいです。どうしても答えが先に書いてあると思い出す前に見てしまうからです。
オーディオブックならば先読みが出来ないため、その時が来ないと答えがわかりません。
強制的に自分で答えを考えるプロセスが生まれます。

絶対に先読みできない環境を作ることで思い出そうとする機会を設けることができるのもオーディオブックを使った学習のメリットです。

 

記憶が定着したと思えるまで繰り返す

記憶が定着するまで繰り返し聞き、答え合わせを繰り返すことが大切です。
この行動を繰り返すことで、それがあなたの新たなコンフォートゾーンになり、聞くことが当たり前になっていきます。
むしろ聞いてないとが気持ちが悪いなぁと感じる人もいるかもしれません。

繰り返す際に意識する需要なポイントがあります。

それは聞くタイミングで、前回聞いたときから1週間以上間隔をあけて聞いたほうがいいです。

時間を空けて思い出すという行動は、想起練習効果という学習方法になります。
この学習方法は記憶を強化するのに適しています。

1週間以上あけてからも思い出せる記憶というのは、一夜漬けのようにすぐ忘れてしまうような記憶ではなく、時間がたってもアウトプットできる深く刻まれた記憶となります。

間隔をあけても思い出せるならば、記憶は定着したと言ってよいですし、実際のシチュエーションでも行動できると思います。

また、人にも説明できるくらい自分の中の知識として深まっていると思いますし、何度も聞くことで応用として他のことへ転用するアイデアが生まれたりしているのではないでしょうか?

 

1週間以上あける方法として、私が実践しているのは、複数の本をローテーションで聞いています。
1か月のうち、1週目はAの本。2週目はBの本。3週目はAの本(2回目)。4週目はBの本(2回目)。といった感じ。

記憶が定着したらまた別の本に変えてもいいですし、聞くのが速い人なら1週間に2冊聞いていってもいいと思います。

 

まとめ

記憶を定着するのはオーディオブックを使うと難しくありません。

何かをしながら聞くことができるので、読書の時間を取ることのハードルが低くなるのが最大のメリット。

また、本と違い本棚から何度も同じ本を持ってきて通勤バックに入れ替えるという作業も必要ないため、繰り返し聞くハードルも低くなりますので継続することが容易になります。

 

時間を取ることと、繰り返すことのハードルが下がることで、読書よりもインプットの機会が増えます。

 

そして、答え合わせしながら聞くことで記憶の定着を狙い、間隔をあけてそれを繰り返すことで想起練習効果を最大限に使って、定着した記憶をさらに強化しましょう。

私が利用しているオーディオブックのサービスは「audiobook.jp」になります。

ほかにも大手だとAmazonが運営している「Audible」というサービスもありますが少々「audiobook.jp」のほうが同じ本でも割安なのでおすすめは日本企業の応援ということもあり「audiobook.jp」

実践してみようと思った方がいらしたら下記のバナーから登録してみてください。
最初の1か月間は無料で聞き放題というプランもあります。無料なら失うものはないのですので、とりあえず試してみるのがおすすめです。


 

おぶちゃん
最後まで見てくれてありがとうな
便利なサービスを上手に利用して知識を身につけて視野を広げていきましょう

-ライフ

© 2024 おぶろぐ