2020春夏で登場したandroidスマートフォンで最高の1台を絞るのは非常に難しい。
それぞれ個人により重要視しているものが違うため求めるものも違ってくる。
いくつかのニーズに分けて、それぞれでこれぞ最高と思うスマートフォンを個人的に選出してみた。
選考基準としては技適がある端末から選出しています。
こんな方におすすめ
- 総合力で選ぶなら:Samsung Galaxy S20 Plus
- 視聴デバイスとして選ぶなら:SONY Xperia1Ⅱ
- コスパを重視するなら:Oppo Find X2 Pro
- 安くてそこそこの性能を求めるなら:Google Pixel 4a
- とにかく安いものなら:Redmi Note 9S
- コンパクトさで選ぶなら:Samsung Galaxy S20
次回、秋冬に向けてはしっかり押さえてくるぜ
目次
総合力で選ぶなら:Samsung Galaxy S20 Plus
(引用:https://www.galaxymobile.jp/)
ポイント
できることは多いができないことは少ないオールラウンダースマホ
今季最高スペックではないが、誰が使っても満足できる万人受けする製品に仕上がっている。
デザインも悪くないし、女性にも好まれそうなクラウドブルーというパステルカラーも取り揃えられている。
androidスマートフォンで販売台数トップに君臨してきたSamsung。
その実績違わずユーザーのニーズを広く抑えている端末に仕上げている印象。
主な特徴
ディスプレイ
- リフレッシュレートが120Hzに対応
- 3K対応
- 強化ガラス(GorillaGlass 6)
カメラ
- 鮮やかに補正された写真が撮れる(目で見たよりも鮮やかに写りインスタ映えする)
- ナイトモードがあり夜景もそこそこ綺麗
- 8K動画の撮影が可能
- ビデオ録画中のカメラの切り替えがシームレスにできる
- 手振れ補正が強め
- シングルテイク機能有(数秒カメラを回すとAIが様々なパターンで写真や動画を自動作成してくれる)
ユーザビリティ
- おサイフケータイ対応
- ワイヤレス充電対応
- 防水防塵(IP68)対応
- 顔認証&指紋認証どちらも対応
- そこそこ軽い(186g)
- 冷却機構付きで熱くなりにくい
処理性能
- 高性能(現行最高のSnapdragon865搭載)
- 5G対応
残念なポイント
- 価格が高い(au 約13万、docomo 約11万)
- 人によっては大きすぎると感じるサイズ
- 最高画質(3K)では120Hzに対応してない
その他にカメラ以外はこれといった差がない上に、おサイフが非対応になり、重量も重くなり価格が3万上がるのはデメリットのほうが大きいぜ
視聴デバイスとしてを優先するなら:SONY Xperia1Ⅱ
(引用:https://pur.store.sony.jp/xperia-sp/products/XQ-AT42/XQ-AT42_purchase/?s_tc=st_gp_somc_xperia-sp_xperia1m2)
ポイント
音も動画も上質に変換できる!モバイル視聴デバイスとしては最優秀!
国産スマホのハイエンドと言えばXperiaでしょう。
Xperiaが優れている点は視聴デバイスとしての能力が突出している所。
4Kディスプレイで他の端末と比べても最高の精彩さで、音に関してもハイレゾに対応しておりDAPほどとはいかないまでもスマホ最高音質。
目と耳で上質なコンテンツを楽しむことができる。
4Kに対応していない動画を4K相当にアップコンバートしたり、ハイレゾ音源でない音源をハイレゾ相当にアップコンバートするため高品質のコンテンツでなくても疑似的に高品質で視聴することができるのがメリット。
主な特徴
ディスプレイ
- 4Kディスプレイ採用
- 21:9ディスプレイで映画と同様のアスペクト比で視聴に最適
- 残像を軽減してリフレッシュレートを90Hz相当に疑似的にUP ※TV技術を応用
カメラ
- プロ仕様の写真、動画撮影が可能なアプリがある
- オートフォーカス優秀
- フォーカスを調整しつつ高速連写が可能(動きのある被写体の撮影に強い)
ユーザビリティ
- イヤホンジャック対応
- ハイレゾ再生可能
- 低音質(MP3,AAC)を高音質(ハイレゾ)にアップコンバート
- YouTube等の動画も4K動画にアップコンバート
- おサイフケータイ対応
- 防水防塵(IPX5/8)
- キャリア版はワンセグ対応
- ワイヤレス充電対応
処理性能
- 高性能(現行最高のSnapdragon865搭載)
- 5G対応
残念なポイント
- 価格が高い(約12万)
- ナイトモードがついていないので夜景の撮影に弱い
- 動画撮影中のカメラの切り替えがシームレスにできない
- 顔認証が非対応
- 120Hz対応してない
国内SIMフリー版でハイエンド、DualSIM、おサイフケータイ対応なのも唯一無二
コスパを重視するなら:Oppo Find X2 Pro
(引用:https://www.oppo.com/jp/)
ポイント
最高のコスパ!おサイフとワイヤレス充電がなくてもいいならこれでOK!
なんといっても高コスパ。auで約9万で購入できてしまうが、GalaxyS20に匹敵するスペックとカメラ&ビデオ性能を持っている。
デザインも秀逸で高級感があり、急速充電が高速で約38分でフル充電。
主な特徴
ディスプレイ
- 120Hz対応
- 3K
- 強化ガラス(GorillaGlass 6)
カメラ
- 最大60倍のズーム性能
- ナイトモード有
- 最大4K60FPSビデオ録画に対応
- 手振れ補正強い
- マイク高性能(屋外で雑音を除去して声だけを拾うことが可能)
- ビデオ録画中のカメラの切り替えがシームレスにできる
ユーザビリティ
- 防水防塵(IPX5/8)
- 高速充電(フル充電約38分)
- ディスプレイ指紋認証&顔認証
- ハイレゾ対応
処理性能
- CPU高性能(現行最高のSnapdragon865搭載)
- HDD多い(512GB)
- 5G対応
価格
- ハイエンド機にしては価格が安い(約9万)
残念なポイント
- おサイフなし
- ワイヤレス充電なし
- 電池の消耗が早い
- 熱を持ちやすい
- 中国メーカー
性能はGalaxySシリーズとほぼ同等だが若干ユーザビリティでGalaxyが上回る
ワイヤレス充電とおサイフがなくてもいいという人は選択しても後悔しない性能だぜ
安くてそこそこの性能を求めるなら:Google Pixel 4a
ポイント
必要十分!?予算があるなら他の端末をおすすめ。カメラと音質は良!
Googleが発売した「pixel4a」話題のスマホで私も購入しました。
絶賛している声もあるもののできないことも多いのでやはりミドルレンジの域を出ないといったところ。
コスパも驚くべきではないが〇といったところ。
予算に余裕があるならハイエンドをおすすめします。
突出した点はカメラ性能です。自社ハイエンド機である「pixel4」と同等性能のカメラを搭載しており、写りも遜色ありません。
特に暗所での撮影に長けており、これに関してはApple社のiPhone11よりもよく撮れます。
しかし、広角カメラが搭載されていないのは物足りないと感じるところ。
pixel4も広角レンズではなく望遠レンズ搭載だったし。逆に要らんよ・・・。
主な特徴
ディスプレイ
- 特になし
カメラ
- ソフト補正が優秀(ポートレート処理も完璧)
- ナイトモード有(夜景にはかなり強い)
- デジタルズームにしては綺麗
- フォーカスがそこそこはやい
ユーザビリティ
- 軽量(143g)
- オーディオジャック有
- 指紋認証あり
- ステレオスピーカーの音がまぁまぁ良い
処理性能
- 特になし
価格
- 価格がそこそこ安い(約4万)
残念なポイント
- 防水防塵なし
- ワイヤレス充電なし
- 画面内指紋がない(本体を起こさないとロック解除できない)
- 画面輝度が低く暗い(外晴れた日は少し見づらいかも)
- 広角カメラがないので画角が狭い
- カラーバリエーションがない(黒のみ)
- カメラバンプのデザインがイマイチ(pixel4からコストカットで流用した感満載。1眼なのに大きすぎるカメラバンプ)
- 中位のCPU(Snapdragon 730G)のため処理性能はハイエンド機の半分程度
- 前面ガラスが弱め(Gorilla Glass 3 ※4世代前のもの)
ハイエンド端末でないということで少々残念なポイントが多くなってくる。
軽くて使いやすいのは大きなメリットだがカラーバリエーションくらいはもう少し用意してよかった気がする。
デザインに関してはカメラバンプの流用もあり、コストを極限までカットしたというところなのだろう。
音が良いのが意外と驚いた点で、スピーカーは多くの人が必要十分と感じる音質ではないかと思う。
とにかく安いものなら:Redmi Note 9S
(引用:https://www.mi.com/jp/index.html)
ポイント
バッテリーが大容量。とにかく安くて使える端末と言えばこちら!
今季安くて使えるものと言えばRedmi Note 9S!
大画面で液晶でSIMフリーかつ4眼カメラでDualSIMに対応。
3万以下で購入可能なことを考えると残念なポイントも気にならない人も多いのではないか。
主な特徴
ディスプレイ
- 前面ガラスが強度が強め( Gorilla Glass 5搭載)
- 大画面(6.67インチ)
カメラ
- 低価格だが4眼カメラ搭載(深度測定カメラを除きそこそこ撮れる)
- ナイトモード有(性能はそこそこ)
ユーザビリティ
- オーディオジャック有
- 指紋認証あり&顔認証あり
- 大容量バッテリー搭載(5020mAh)
- 防滴はあり(質は低めだと思う)
処理性能
- 特になし
価格
- 価格が安い(約2.5万)
残念なポイント
- 重量が重い(209g)
- 画面輝度が低く暗い(外晴れた日は少し見づらいかも)
- 中位のCPU(Snapdragon 720G)のため処理性能はハイエンド機の半分程度
- ワイヤレス充電なし
- おサイフケータイなし
- スピーカーは音質はイマイチ
- 中国メーカー
残念なポイントは価格を考えるとトレードオフできる方も多いのではないか
価格で関してかなり尖った端末
コンパクトさで選ぶなら:Samsung Galaxy S20
(引用:https://www.galaxymobile.jp/)
ポイント
女性を意識したカラーバリエーションとコンパクトかつハイスペックな完成度の高い端末
「Galaxy S20+」は大きいという方でハイエンドをあきらめたくない人向けには「Samsung Galaxy S20」が最適解。
「Samsung Galaxy S20+」と比較して機能を落としている部分はあるものの、完成度で言うと引けを取らない端末に仕上がっています。
小さめでどれ買えばよいかわからない人はこちがおすすめ!
主な特徴
ディスプレイ
- リフレッシュレートが120Hzに対応
- 3K対応
- 強化ガラス(GorillaGlass 6)
カメラ
- 鮮やかに補正された写真が撮れる(目で見たよりも鮮やかに写りインスタ映えする)
- ナイトモードがあり夜景もそこそこ綺麗
- 8K動画の撮影が可能
- ビデオ録画中のカメラの切り替えがシームレスにできる
- 手振れ補正が強め
- シングルテイク機能有(数秒カメラを回すとAIが様々なパターンで写真や動画を自動作成してくれる)
ユーザビリティ
- おサイフケータイ対応
- ワイヤレス充電対応
- 防水防塵(IP68)対応
- 顔認証&指紋認証どちらも対応
- 軽い(163g)
処理性能
- 高性能(現行最高のSnapdragon865搭載)
- 5G対応
残念なポイント
- 価格が高い(au 約11万、docomo 約11万)
- 深度測定カメラがない
- 冷却機構がない
コンパクトで最高のスペックというとGalaxy S20となります。
Galaxy S20+と比べて冷却機構がないですがマシン性能を要求されるようなゲーム、8K撮影を頻繁にやらない限りは使用に不具合はないと思います。
また深度測定カメラがないことでポートレートがうまく動作しないと思う人もいるかもしれませんがソフト補正で改善されているため大差はありません。
pixel4aを推す人もいるかもしれないが性能、カメラ、利便性どれを取ってもGalaxy S20に軍配が上がる
まとめ
低価格帯では個人的にpixel4aに期待していたものの、そこまで良い端末かと問われたら返事はNO。
それなら価格約半分の「Redmi Note 9S」のほうがおすすめできる。なぜなら暗所カメラよりも広角カメラのほうが圧倒的に使う頻度が高いし、使い勝手がいいからだ。
コンパクトさで「pixel4a」を推す方もいるかもしれないが、それなら少し予算を捻出してもらって高性能、多機能、カラーバリエーションあり、重さも大差ないので「GalaxyS20」を買うほうが幸せになれると思う。
ハイエンド機はどのメーカーも甲乙つけがたい良い端末に仕上がっている。
とりあえずおすすめするなら上記で挙げた「GalaxyS20+」になる。本当によくできた端末であると言える。
S20+の上位モデルである「GalaxyS20ultra」に関してはよほどのスマホ変態でなければ後悔すると思う。
S20+と比較してカメラ性能くらいしか秀でているものはないにも関わらず価格が最恐の16.5万。
価格差が3万でズームを取っておサイフケータイを捨てるのは得策とは言えない。
上位機よりも出来がよいS20+が総合TOPの端末に選んだ理由。
OPPPOの「Find X2 Pro」も素晴らしい。特筆すべきは唯一最高画質を維持したまま120Hzに対応している所。
高画質でヌルヌル体験ができるこれは「GalaxyS20+」よりも優れている点だ。その代わり電力消費は激しい。
それと価格面のメリットも大きい。約9万円とこのスペックでは信じられないよな価格設定となっている。
世界情勢(貿易摩擦とコロナ)を鑑みて低価格に設定しているんだろうが中国国内では12万程度なのでOPPOの日本市場への力の入れようが伺える。
カメラがGalaxyのように変に盛った絵になることもないのでこちらのほうが好きという人もいると思う。
VLOGもこれ一台あれば完結するくらいマイクも高性能なのもよい。
最後は「Xperia1Ⅱ」
海外の端末にシェアを奪われた感が否めない国内メーカー唯一戦えるスマートフォンを作っている印象のSONY。
Xperia1Ⅱは使い勝手よりもSONYのTV部門、カメラ部門、オーディオ部門等の技術力を結集してよりよい製品を作ったアベンジャーズ的端末に仕上がっている。
カメラはできることは多いが気軽にシャッターを押すだけではXperia1Ⅱの性能を引き出し切れないところがあるなど、スマホというよりもカメラよりの使用感になっている。夜景に弱いところも改善点。
視聴デバイスとしては他の端末よりも優秀なので申し分ない。
視聴デバイスとしての質を維持してカメラのソフトウェアをよりライトに使えるように向上させてくれれば最高の端末になるのではないかと思う。
カメラ向けてシャッターをきるだけで最適な設定にソフトウェアが調整してくれ写真を残してくるというスマホらしいカメラ機能の向上があるとよりいいと思う。